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従兄弟から特別縁故者に対する相続財産分与として遺産を相続した事例

事案の概要

依頼者夫婦は、10歳上の従兄弟である被相続人の近所に暮らし、30年以上にわたり親戚づきあいを続けてきた。被相続人は、気難しい性格で、親戚・近所付き合いがあったのは依頼者夫婦だけであり、生涯独身を貫いた。

被相続人は、相続人がいないことから、「自分に何かあったときは、依頼者夫婦に頼りたい。お墓も守ってほしいという意向を示し、あなたたちに財産をあげたいから遺言書を作っておくよ。」と常々述べていた。依頼者夫婦は被相続人が60代後半で元気であったため、いずれはそのようなこともあるかもしれないなと思ったものの、現実的な話とは考えていなかった。その後、被相続人は脳いっ血により突然死した。約束の遺言は作成されておらず、遺言書の草案を印字した文書のみが見つかった。被相続人は自宅マンションと数千万円の預貯金を残していた。

解決方法

残された遺言書の草案は有効な遺言ではなく、また、依頼者夫婦は被相続人の相続人ではないため、被相続人の意向を実現するためには、家庭裁判所に相続財産管理人の選任を申し立てる必要があった。申立書には、生前の被相続人との関わりについて詳細に記載をして、特別縁故者に対する財産分与申立を予定していることも併記した。

申立後、依頼者とともに財産管理人の事務所を訪れ、被相続人の財産を引き継ぐとともに、被相続人との関わりについて詳細に説明を行った。

その後、財産管理人の管理のもと自宅の売却等が行われ、換価業務が終了した。相続人捜索の公告期間が満了したことにより相続人の不存在が確定したため、予定どおりに、依頼者夫婦について特別縁故者に対する相続財産分与の申立を行った。財産管理人から裁判所に対して意見書が提出され、その後裁判所も財産管理人の意見に沿った審判を下し、依頼者夫婦それぞれに相続財産の一部が分与された。

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